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下痢と便秘を繰り返す|過敏性腸症候群と大腸がんの見極め方と専門検査

下痢と便秘を繰り返す|過敏性腸症候群と大腸がんの見極め方と専門検査|【天王寺駅・阿倍野駅直結】大阪で消化器内科・胃カメラ・大腸内視鏡検査(大腸カメラ)をお探しの方へ|大阪天王寺あべのハルカス消化器内科・内視鏡クリニック

2026年9月01日

こんにちは、大阪・天王寺の「ハルカス内視鏡クリニック」です。 下痢と便秘を繰り返す症状について疑問をお持ちの方へ、専門医の視点から客観的に解説します。 本記事では、下痢と便秘を繰り返す原因として代表的な過敏性腸症候群と大腸がんの特徴、放置した場合の医学的リスク、そして当院で提供している内視鏡検査による解決策を詳しく説明します。 本記事をお読みいただくことで、症状の背景にある疾患の違いを理解し、医療機関で適切な検査を受けるための判断基準を得ることができます。 日常的な便通異常が続いている方や、重大な疾患の可能性を懸念されている方に向けて、消化器内科専門医監修のもと、信頼性の高い情報をお届けします。

下痢と便秘を繰り返す症状の主な原因とは

下痢と便秘を交互に繰り返す症状は、腸の運動機能の異常や、腸管内に発生した器質的な病変など、さまざまな原因によって引き起こされます。症状の背景にある主な疾患について解説します。

過敏性腸症候群(IBS)による下痢と便秘

過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome:IBS)は、大腸の粘膜などに炎症や腫瘍といった目に見える異常がないにもかかわらず、腹痛を伴う下痢や便秘が長期間続く疾患です。20代から30代の若年層に多く見られ、日本人の約10%が罹患しているとされる一般的な消化器疾患です。自律神経の乱れやストレスが腸の蠕動運動に影響を与え、知覚過敏を引き起こすことが主な原因と考えられています。過敏性腸症候群は症状によっていくつかの型に分類されますが、特に「混合型」と呼ばれるタイプでは、下痢と便秘を交互に繰り返す症状が顕著に現れます。

大腸がんによる便通異常

大腸がんは、大腸の粘膜から発生する悪性腫瘍です。がん細胞が増殖して腫瘍が大きくなると、腸管の内腔が狭くなり、便の通過が妨げられます。これにより、まずは便秘の症状が現れます。そして、狭くなった腸管を便が無理に通過しようとしたり、腫瘍から分泌される粘液や出血が混ざったりすることで、水分の多い軟便や下痢が引き起こされます。このように、物理的な通過障害と腸内環境の変化が複合的に作用するため、大腸がんが進行すると下痢と便秘を繰り返す症状が見られるようになります。中高年以降でこの症状が新たに出現した場合は、大腸がんを疑う重要なサインとなります。

その他の消化器疾患(潰瘍性大腸炎など)

過敏性腸症候群や大腸がん以外にも、下痢と便秘を繰り返す原因となる疾患が存在します。代表的なものに、大腸の粘膜に慢性的な炎症を引き起こす潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患があります。これらの疾患では、腸管の炎症によって水分の吸収機能が低下して下痢が生じる一方で、炎症部位が治癒する過程で腸管が狭窄(狭くなること)し、便秘を引き起こすことがあります。また、甲状腺機能亢進症や低下症などの内分泌疾患が腸の運動機能に影響を与え、便通異常をもたらすケースも報告されています。

過敏性腸症候群と大腸がんの症状の見極め方

過敏性腸症候群と大腸がんは、どちらも下痢と便秘を繰り返す症状を引き起こしますが、随伴する症状や発症の経緯には明確な違いがあります。ここでは、それぞれの疾患を見極めるためのポイントを解説します。

過敏性腸症候群に特徴的な症状と疫学情報

過敏性腸症候群の最も特徴的な症状は、排便によって腹痛が和らぐことです。Rome IV基準と呼ばれる国際的な診断基準では、「過去3ヶ月間、月に4日以上腹痛が繰り返し起こり、その腹痛が排便と関連していること」などが指標とされています。また、睡眠中には症状が現れず、朝の起床時や緊張を強いられる場面で症状が悪化する傾向があります。体重減少や血便などの深刻な身体的兆候を伴わないことも、過敏性腸症候群の重要な特徴です。疫学的には、ストレス社会を背景に有病率は高い水準にあり、生命に直結する疾患ではないものの、日常生活に支障をきたすため適切な医学的管理が必要です。

大腸がんを疑うべき危険なサイン(レッドフラッグサイン)

大腸がんの可能性を示す危険な症状は、医学用語で「レッドフラッグサイン(警告徴候)」と呼ばれます。下痢と便秘を繰り返す症状に加えて、以下のような症状が見られる場合は特に注意が必要です。まず、便に血が混じる「血便」や、便の表面に赤い血液が付着する「下血」は、大腸内の腫瘍からの出血を示唆します。また、ダイエットなどをしていないにもかかわらず半年間で体重が5%以上減少する「意図しない体重減少」も、がんの消耗性疾患としての特徴です。さらに、進行した貧血による動悸や息切れ、腹部にしこりを触れるといった症状が伴う場合は、大腸がんが進行しているリスクが高いため、速やかな精密検査が求められます。

症状だけで自己判断する危険性

下痢と便秘を繰り返す症状において、患者様自身が症状のみで疾患を特定することは極めて困難であり、自己判断には大きな危険が伴います。なぜなら、早期の大腸がんは自覚症状に乏しく、過敏性腸症候群と区別がつきにくい場合が多いためです。「ストレスが原因だろう」と思い込み、市販の整腸剤や便秘薬で長期間対処している間に、実際には大腸がんが進行してしまうケースが存在します。疾患を正確に見極め、手遅れになるのを防ぐためには、医療機関において大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)を受診し、大腸粘膜を直接観察して器質的な病変の有無を確認することが不可欠です。

下痢と便秘を繰り返す症状を放置した場合のリスク

原因が明確でないまま便通異常を長期間放置することは、医学的な観点から様々なリスクを孕んでいます。ここでは、疾患ごとの具体的なリスクについて事実に基づき解説します。

大腸がんの進行と生存率への影響

大腸がんを見逃し、下痢と便秘を繰り返す症状を放置した場合の最大のリスクは、がんの進行による生存率の低下です。大腸がんは、早期(ステージ0やステージ1)に発見できれば、内視鏡的切除や外科的手術によって完治を目指すことが十分に可能な疾患であり、5年相対生存率は90%を超えます。しかし、がんが進行して大腸の壁を深く浸潤し、リンパ節や肝臓・肺などの他臓器へ転移(ステージ3やステージ4)すると、5年相対生存率は著しく低下します。進行がんになると、腸閉塞(イレウス)を引き起こして緊急手術が必要になるリスクも高まります。便通異常は大腸がんからの重要なサインである可能性があるため、放置することは命に関わる危険な行為です。

過敏性腸症候群による生活の質(QOL)の低下

症状の原因が過敏性腸症候群であった場合でも、放置することにはデメリットが存在します。適切な治療を行わずに放置すると、慢性的な腹痛や予測不可能な便意によって、通勤・通学、会議、外出などの日常生活に多大な支障をきたします。外出先で常にトイレの場所を探さなければならない不安感から、社会参加を避けるようになり、生活の質(QOL)が著しく低下することが報告されています。さらに、症状に対する不安やストレスが自律神経を乱し、さらに腸の運動異常を悪化させるという悪循環に陥ることも少なくありません。医療機関で正しい診断と治療を受けることは、この悪循環を断ち切り、健康的な社会生活を取り戻すために重要です。

早期発見・早期治療の重要性

消化器疾患の多くにおいて、早期発見と早期治療は予後を大きく左右します。特に大腸がんは、大腸ポリープ(腺腫)という良性の腫瘍が数年単位の時間をかけてがん化する経路が主流であることがわかっています。したがって、下痢と便秘を繰り返すといった初期症状の段階で検査を受け、がんになる前のポリープを発見して切除すれば、大腸がんの発症そのものを予防することが可能です。また、過敏性腸症候群の場合も、早期に適切な内服治療や生活習慣の指導を受けることで、症状のコントロールが容易になります。放置による重症化を防ぐためにも、異常を感じた際は早期に専門医の診察を受けることが推奨されます。

大阪天王寺あべのハルカス消化器内科・内視鏡クリニックでの大腸カメラ検査

下痢と便秘を繰り返す症状の原因を正確に診断するためには、大腸カメラ検査が最も有効な手段です。当院では、患者様が安心して検査を受けられるよう、専門的な設備と体制を整えています。

鎮静剤を利用した苦痛の少ない大腸カメラ検査

大腸カメラ検査に「痛い」「苦しい」といったネガティブなイメージをお持ちの方も少なくありません。そこで当院では、患者様の身体的・精神的な負担を軽減するために、鎮静剤を利用した大腸カメラ検査を提供しています。鎮静剤を静脈から投与することで、患者様はウトウトと眠っているようなリラックスした状態になり、痛みや不快感をほとんど感じることなく検査を終えることができます。経験豊富な消化器内視鏡専門医が、患者様の年齢や体格に合わせて鎮静剤の量を細かく調整し、検査中の血圧や血中酸素飽和度を専用のモニターで厳重に管理しながら安全に検査を実施します。苦痛を抑えた検査は、腸の緊張を和らげるため、医師にとっても死角なく精密な観察ができるという大きなメリットがあります。

日帰り大腸ポリープ切除と将来のがん予防

当院の大腸カメラ検査の大きな強みは、検査中に大腸ポリープを発見した場合、その場で切除手術(日帰り手術)を行えることです。大腸ポリープの多くは放置すると大腸がんへ進行するリスクがあるため、発見時に切除することで将来の大腸がんを確実かつ効果的に予防できます。検査と切除を同日に行うことで、日を改めて再度下剤を飲んだり検査を受けたりする負担を省くことができます。切除には、高周波電流を用いない「コールドポリペクトミー」などの安全性の高い最新の技術を採用しており、出血や穿孔(腸に穴が開くこと)のリスクを最小限に抑えています。入院の必要がないため、忙しい方でも仕事や日常生活のスケジュールの合間に大腸がん予防の処置を受けていただけます。

プライバシーに配慮した環境と女性医師の対応

大腸カメラ検査はデリケートな部位を扱うため、患者様のプライバシー保護と羞恥心への配慮を徹底しています。検査の際は、おしりの部分にだけスリットが入った専用の検査用使い捨て紙パンツを着用していただきます。また、ストレッチャーに乗ったまま検査室へ移動できる体制を整えており、周囲の目を気にする必要がありません。さらに、女性の患者様の中には「男性医師に検査されるのは抵抗がある」という方もいらっしゃいます。当院では、豊富な経験と高度な技術を持つ女性医師による大腸カメラ検査を選択していただくことが可能です。大阪市阿倍野区・天王寺エリアにお住まいの方や通勤されている方が、少しでもリラックスして検査に臨めるよう、スタッフ全員が細やかな気配りとやさしさを持って対応いたします。

まとめ

本記事では、下痢と便秘を繰り返す症状について、過敏性腸症候群と大腸がんの違いや、放置した場合のリスク、そして大腸カメラ検査の重要性について解説しました。 便通異常は身近な症状ですが、その背景には進行すると命に関わる大腸がんが隠れている可能性があります。 症状だけで自己判断せず、大腸カメラ検査によって腸内の状態を直接確認し、正確な診断を下すことが何よりも重要です。 本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、大阪天王寺あべのハルカス消化器内科・内視鏡クリニックにお気軽にご相談ください。

当院は各線天王寺駅・大阪阿部野橋駅直結の「あべのハルカス」内にあり、アクセスも良好です。少しでも気になる症状があれば、お気軽にご予約ください。

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