下痢
下痢

電車に乗るたびに途中下車が心配になる。学校や仕事に行けない日がある。
トイレのことが頭から離れなくて、外出するのが怖い——。
そんな状態が続いているのに、「大げさかな」「市販薬でなんとかなるかな」と受診をためらっていませんか?
下痢の多くは一時的なもので、安静にしていれば自然に回復します。
でも中には、IBS(過敏性腸症候群)・IBD(炎症性腸疾患)・感染性腸炎など、きちんと原因を調べて治療を受けることで改善できる病気が隠れていることがあります。
特に「何週間も続いている」「血が混じっている」「体重が減ってきた」という場合は、早めに消化器内科を受診することをおすすめします。
このページでは、下痢の原因や種類、「様子を見ていい下痢」と「検査が必要な下痢」の見分け方をわかりやすくまとめました。
今の自分の症状と照らし合わせながら読んでみてください。
以下の症状がひとつでも当てはまる場合は、できるだけ早めに消化器内科を受診してください。
放置すると症状が悪化したり、重大な病気の発見が遅れる可能性があります。
便に赤い血が混じっていたり、タール状の黒っぽい便が出る場合は、大腸や胃に出血が起きているサインの可能性があります。
大腸がん・大腸ポリープ・潰瘍性大腸炎・クローン病・胃潰瘍などが疑われます。
「一度だけだったから様子を見ている」という方も、念のため受診することをおすすめします。
急性の下痢は通常1〜2週間以内に改善します。
それ以上続く場合は「慢性下痢」と判断され、腸の炎症や機能的な問題が隠れている可能性があります。
特に「以前と便通のリズムが変わった」と感じている方は要注意です。
38度以上の高熱と下痢が同時に起きている場合、細菌性腸炎(食中毒)や感染性胃腸炎の可能性があります。
激しい腹痛や嘔吐を伴う場合は、脱水症状を防ぐためにも早急な受診が必要です。
食欲の低下と体重減少が下痢と同時に起きている場合、消化器系の病気(大腸がん・炎症性腸疾患など)が関係している可能性があります。
意図せず体重が落ちているときは、消化器内科での精密検査をご検討ください。
睡眠中は腸の動きが落ち着くため、健康な状態では夜中に下痢でトイレに起きることはほとんどありません。
夜間に症状が出る場合は、腸に何らかの炎症が起きているサインである可能性があります。
「電車を途中で降りなければならない」「学校や職場に行けない日がある」「外食や旅行が怖くてできない」——こうした状態は、それ自体が受診のサインです。命に関わる病気でなくても、生活の質が著しく低下している場合はきちんと治療を受けることでずっとラクになれます。
一人で抱え込まずにご相談ください。
一口に「下痢」といっても、原因や症状の続き方によっていくつかの種類に分けられます。
大切なのは「どのタイプか」を見極めること。原因によって治療法が異なり、適切なお薬や生活指導で改善できるケースがたくさんあります。
ウイルスや細菌による感染が原因で起こる下痢です。
いわゆる「お腹に来る風邪」で、食中毒・感染性胃腸炎がこれに当たります。
水のような便・腹痛・嘔吐・発熱が突然起こるのが特徴です。
多くの場合は安静・水分補給・整腸剤などで1週間以内に回復しますが、症状が強い場合や高熱が続く場合は、問診で原因を絞り込みながら適切な治療薬(抗菌薬・整腸剤など)を処方します。
「下痢の原因がわからない」という場合も、まずお気軽にご相談ください。
検査をしても腸に明らかな異常が見つからないのに、下痢・便秘・腹痛が繰り返される状態です。
ストレスや疲れで悪化しやすく、「試験や会議の前になるとお腹が痛くなる」「電車に乗るとトイレに行きたくなる」という方に多く見られます。
命に関わる病気ではありませんが、「電車を途中下車してしまう」「学校に行けない日がある」など、生活の質に大きく影響します。
IBSには症状に合わせたお薬があり、不安が強い方には漢方薬をお出しすることもできます。
「気のせいだと思っていた」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
腸に慢性的な炎症が起きる病気で、「IBD(炎症性腸疾患)」と総称されます。
血便を伴う下痢・強い腹痛・発熱が繰り返されるのが特徴で、若い世代にも多く発症します。
IBSとの大きな違いは「腸に炎症がある」こと。大腸カメラで腸の内部を確認することで、IBSとIBDを正確に見分けることができます。
潰瘍性大腸炎・クローン病はともに国の指定難病ですが、近年は有効なお薬も増えており、早期発見・適切な治療で症状をコントロールできます。
「血の混じった下痢が繰り返される」という場合は、できるだけ早く受診してください。
4週間以上続く下痢は慢性下痢と分類されます。
大腸がん・大腸ポリープ・甲状腺機能亢進症・消化吸収障害なども原因になりえます。
慢性下痢はセルフケアで改善しにくく、原因を特定するためには内視鏡検査などの精密検査が必要になることが多いです。
大腸に腫瘍やポリープができると、便通の変化(下痢・便秘の繰り返し)・血便・便が細くなるなどの症状が現れることがあります。
初期は自覚症状がほとんどないため気づきにくく、「最近お腹の調子がなんとなくおかしい」という変化が続く場合は注意が必要です。
40歳以上の方や、ご家族に大腸がんの方がいる方は特に定期的な検査をおすすめします。
すべての下痢で病院に行く必要はありません。
ただし、以下の基準を参考に判断してみてください。
「下痢が続いているけど、大腸カメラまで必要?」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、慢性的な下痢の原因を正確に調べるためには、腸の内部を直接確認できる大腸カメラが最も有効な検査のひとつです。
IBSなのかIBDなのか、がんやポリープがあるのかないのか——
これらは血液検査や便検査だけでは判断できないことが多く、大腸カメラで腸の内側を直接見ることではじめて正確に診断できます。
異常が見つからなければ「腸に問題はない」という安心が得られますし、IBSと診断されれば症状に合ったお薬(漢方も含む)で治療を進められます。何か見つかれば早期に対処できます。
当院では鎮静剤を使ってリラックスした状態で検査を受けていただけるため、「大腸カメラは怖い・痛い」というイメージをお持ちの方にも安心して受けていただいています。
検査中にポリープが見つかれば、その場で日帰り切除も可能です。
大学病院・専門施設での経験を積んだ内視鏡専門医が、症状の相談から検査・結果説明まで一貫して対応します。
「下痢が続いているけど、どんな検査が必要かわからない」という段階からお気軽にご相談ください。
下痢の原因はひとつではありません。問診・検査の結果をもとに、感染性なら抗菌薬や整腸剤、IBSなら症状に合わせた内服薬や漢方薬、IBDなら専門的な治療薬と、それぞれに適した治療をご提案します。
「何科に行けばいいかわからなかった」という方もお任せください。
「薬に頼りたくない」「副作用が心配」「ストレスからくるお腹の不調が続いている」——そんな方には、漢方薬を取り入れた治療もご提案しています。
西洋薬と組み合わせることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
希望される方には鎮静剤を使用し、眠ったような状態で検査を受けていただけます。
「以前の検査がつらかった」という方にも、ぜひ一度ご相談ください。
大腸カメラ検査中にポリープが見つかった場合、その場で日帰り切除が可能です。
入院不要・別日に再来院する必要もありません。
「デリケートな症状だから女性の先生に相談したい」という方にもお応えできます。
ご予約時にお気軽にお申し付けください。
あべのハルカス22階にあり、天王寺駅・大阪阿部野橋駅から建物直結でお越しいただけます。
雨の日も傘なしでご来院いただける立地です。24時間WEB予約にも対応しています。
消化器内科または内科を受診してください。下痢の原因が胃腸にある場合、消化器内科での診察・検査が最も適切です。
当院でも下痢のご相談を受け付けています。
IBS(過敏性腸症候群)は腸に炎症などの異常がないのに下痢や腹痛が繰り返される状態です。
IBD(炎症性腸疾患)は腸に慢性的な炎症が起きている病気で、潰瘍性大腸炎・クローン病が代表的です。症状が似ているため自分では判断が難しく、大腸カメラで腸の内部を確認することで正確に区別できます。
IBSは症状に合ったお薬(整腸剤・下痢止め・抗不安薬・漢方薬など)でコントロールできることが多く、生活習慣の見直しと組み合わせることで大幅に改善するケースもあります。
IBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)は完治が難しい病気ですが、近年は有効な治療薬が増えており、適切な治療で症状を抑えながら生活できます。
突然始まって発熱・嘔吐を伴い、数日で改善する場合は感染性腸炎が多いです。一方で、症状が2週間以上続く・血便がある・繰り返す場合はIBSやIBDの可能性があります。
問診で原因をある程度絞ることができますが、確実な診断には検査が必要です。
当院では鎮静剤を使用するため、ほとんどの方が痛みを感じることなく検査を受けられます。「以前の検査がつらかった」という方もぜひご相談ください。
まずは診察で症状をお聞きし、必要に応じて検査をご提案します。血便・2週間以上続く下痢・体重減少などがある場合は、早めの検査をおすすめします。
診察・問診のほか、便検査・血液検査・腹部エコー・大腸カメラなどを症状に応じてご提案します。すべてを一度に行う必要はありません。
まず他の病気(炎症性腸疾患・大腸がんなど)でないことを確認するために、大腸カメラで腸の状態を確認することをおすすめします。異常がなければIBSと診断され、生活改善やお薬(漢方薬を含む)での治療を行います。
天王寺駅・大阪阿部野橋駅から建物直結でアクセスいただけます。東住吉・平野・住吉・針中野・駒川中野・長居・我孫子町エリアからも電車一本でお越しいただけます。
「電車が怖い」「学校に行けない」「外出が不安」——
そんな毎日を、もう一人で抱え込まないでください。
下痢が続くことは、体にとっても日常生活にとっても大きな負担です。
IBS・IBD・感染性腸炎……原因によって治療法は異なりますが、いずれも適切な診断と治療を受けることで、症状をコントロールできる可能性があります。
「まず話を聞いてほしい」という段階からご相談いただけます。
検査が必要かどうかも含めて、一緒に考えさせてください。
天王寺・阿倍野のあべのハルカス22階で、スタッフ一同お待ちしております。
ハルカス内視鏡クリニック 院長
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