
ピロリ菌検査
ピロリ菌検査
胃がん発生の確率は、ピロリ菌陽性の場合→500人に1人、陰性の場合→2万人に1人。
つまりピロリ菌がいなくなると、ほとんど胃がんにはかかりません。
現在、日本人の半数以上がピロリ菌に感染していると言われています。ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する悪い細菌です。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因になります。胃がん発生の確率は、ピロリ菌陽性の場合→500人に1人、陰性の場合→2万人に1人つまりピロリ菌がいなくなると、ほとんど胃がんにはかかりません。ピロリ菌は細菌であるので、抗生物質によって除菌できます。
当院では、胃がんの早期発見、予防のためにピロリ菌検査をお勧めしております。一度ピロリ菌検査をしていただき、陽性の場合抗生物質服用により簡単に除菌できますので、ご相談ください。
以上のような症状がある場合ピロリ菌に感染しているかもしれません。内視鏡検査で除菌療法の対象となる病気があるか検査することをお勧めいたします。
ピロリ菌の除去は、薬の服用によって行われます。これまで、ピロリ菌除去治療は胃潰瘍や十二指腸潰瘍など特定の疾患にのみ保険が適用されていましたが、2013年2月から「慢性胃炎」も保険の対象になりました。ただし、慢性胃炎の保険適用に関しては、内視鏡検査で確定診断された慢性胃炎であることが条件となります。
当院では以下の5つの方法でピロリ菌の検査が可能です。
血液検査
血液を採取し、血中のピロリ菌の抗体があるかを検査いたします。
尿検査
尿を採取し、尿中のピロリ菌の抗体があるかを検査いたします。
便検査
糞便中のピロリ菌の抗原があるかを検査いたします。
胃粘膜検査
内視鏡により胃の粘膜を採取し検査いたします。
尿素呼気検査
検査薬を飲みしばらくしてからに呼気を専用のバッグに採取し診断します。簡単で精度の高い検査法です。
当院では専用の機械を導入しており、30分程で結果を説明することが出来ます。
主に除菌判定に利用しています。
除菌治療のために処方された薬を飲み終えた日から8週間後以降に除菌判定を行います。
過去にピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方や、以前にピロリ菌がいないと診断された方でも、現在の基準で見ると除菌しきれていなかったり、誤って陰性と判定されていたりするケースがあります。これは、以前の薬剤の組み合わせや検査方法の精度、薬剤耐性菌の存在など、様々な要因によるものです。もし、以前に除菌治療を受けたのに症状が改善しない、または再びピロリ菌感染のサインがあると感じる場合は、改めて検査を受けることを強くお勧めします。現在の除菌治療は、より高い成功率が期待できます。
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