
大腸カメラ検査
大腸カメラ検査
「最近お通じの調子が悪い」「健診で便潜血が陽性だった」など、気になる症状や検査結果があっても、「忙しいし、そのうち…」と先延ばしにしていませんか?
大腸の病気は、初期には自覚症状がほとんどない場合が多く、気づかないうちに進行してしまうケースもあります。特に大腸がんは日本人に多いがんのひとつであり、40代以降は定期的なチェックが推奨されています。
以下のような症状や状況がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
「大腸カメラって痛そう…」「下剤がつらいって聞いた」「ちょっと恥ずかしい」
初めて検査を受ける方から、こうした声をよく耳にします。
でも、実際に検査を受けられた多くの方が
「思っていたよりも楽だった」「スタッフの方が優しくて安心した」とおっしゃいます。
当院では、鎮静剤を使用して眠ったような状態で検査を受けていただけるようにしており、不安や苦痛に最大限配慮した検査環境を整えています。
大腸がんは、早期で見つかれば約9割の方が治る時代になっています。
実際に、国立がん研究センターのデータによると、大腸がんの5年生存率は以下のように、早期発見・早期治療によって命を守れる確率が大きく変わることがわかっています。
また、大腸がんの多くはポリープの段階で見つけることができれば、その場で切除することでがん化を防ぐことも可能です。もちろん当院でも「日帰り大腸ポリープ切除」が可能です。
だからこそ、症状が出る前の“今”こそ、あなたにこそ検査を受けていただきたいのです。
検査を受けた結果、「何もなかった」と安心して帰られる方も多くいらっしゃいます。
その“安心”こそ、健康な日常を続けていくためにとても大切なことだと、私は考えています。
検査への不安がある方は、どうか一人で悩まず、一度だけでいいのでご相談ください。
大腸カメラは「痛そう」「怖そう」と心配される方も多いですが、当院ではご希望に応じて鎮静剤(ちんせいざい)を使用しています。
鎮静剤とは、気持ちをリラックスさせて、眠くなるお薬のことです。完全に眠ってしまうわけではありませんが、検査中は「うとうと…」とした状態になり、検査が終わった頃には「もう終わったの?」という方も多くいらっしゃいます。
実は、ポリープを切除した際も、大腸の内側には痛みを感じる神経がほとんどないため、痛みを感じることはありません。
痛みや不安を感じにくくなるため、初めての方や、以前つらかった経験のある方にもおすすめです。検査後は少し休んでからお帰りいただけますので、どうぞご安心ください。
当院の大腸カメラ検査は、消化器内視鏡の専門医資格を持つ医師がすべて担当しています。担当医は、大学病院や専門施設での豊富な研鑽と臨床経験を積んだ、内視鏡検査のスペシャリストです。わずかな病変も見逃さない高い観察力と、患者様に寄り添う丁寧な対応で、安心して検査を受けていただけます。
「男性医師には少し相談しづらい…」「デリケートな検査だからこそ女性にお願いしたい」
そんなお声にもお応えできるよう、女性医師による検査にも対応しています。経験豊富な女性医師が、丁寧でやさしい対応を心がけて大腸カメラ検査を行います。
ご希望の方は、ご予約時にお気軽にご相談ください。
当院では、検査時の「恥ずかしさ」をできるだけ感じさせないよう、検査着や体位、導線にまで配慮した体制を整えています。
検査中は、おしりの部分だけ開く専用の紙パンツをご用意し、必要な部分以外はしっかりと隠れるよう工夫されています。
そのままの状態でストレッチャーに乗って移動できるため、周囲の目を気にせず安心して検査室までお入りいただけます。
「できるだけ恥ずかしくないように」という気持ちを大切に、スタッフによるサポートやプライバシー保護にも力を入れています。
大腸カメラ検査では、腸の内側にできる「ポリープ(できもの)」を発見することがあります。ポリープはほとんどが良性ですが、中には時間の経過とともにがん化するタイプのものもあり、早めに取り除くことで大腸がんを予防できます。当院では、検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除(切りとり)処置を行うことが可能です。処置は内視鏡を使って行うため、お腹を切る必要はなく、入院も不要です。日帰りでお帰りいただけます。
※ポリープの大きさや形、数、服用中のお薬の種類などによっては、その場で切除できない場合もあります。その際は、高次医療機関(総合病院など)と連携し、適切な医療をご案内いたしますのでご安心ください。
大腸カメラ検査の結果、より詳しい検査や治療が必要と判断された場合には、地域の総合病院や専門医療機関とスムーズに連携いたします。必要に応じて紹介状を作成し、専門治療への橋渡しを迅速に行いますので、万が一の際も安心です。
内視鏡検査では、器具が体の中に入るため、清潔さがなにより大切です。当院では、検査ごとに専用の洗浄機を使い、国のガイドラインに基づいた方法で、看護師が丁寧に消毒・管理を行っています。また、ベッドや機器のカバーなども患者様ごとに交換し、目に見えない部分までしっかり衛生管理を徹底しています。
検査を受ける前に、「どんなことをするの?」「本当に必要なの?」というご不安をお持ちの方も多くいらっしゃいます。当院では、事前の診察で患者様のお悩みや疑問をしっかりお聞きし、検査の必要性や流れについてもわかりやすくご説明いたします。
医療用語はなるべく使わず、例え話や資料を交えながら、「納得して検査を受けていただくこと」を大切にしています。
当院は、あべのハルカス内にございます。
「お仕事の前後に」「百貨店やショッピングモールでのお買い物ついでに」
通院そのものを“日常の動線の中に自然に組み込める”立地を選びました。忙しい日々の中でも、無理なく検査を受けていただけるよう、アクセスの良さ・利便性も“医療サービスの一部”と考えています。
また、スマートフォンやパソコンから24時間いつでもWeb予約が可能ですので「夜にふと不安を感じた」「日中は電話ができない」という方でも安心してご利用いただけます。
患者様が不安な気持ちで来院されたとき、最初に接するのは受付スタッフです。
当院では、受付・看護師・医師すべてのスタッフが「安心して検査を受けていただくこと」を第一に考えて対応しています。
「話しやすかった」「丁寧に対応してもらえて安心した」
そんな声をいただけるよう、医療技術だけでなく“人としてのやさしさ”もクリニック全体で大切にしています。
WEBもしくはお電話にて検査のご予約をお取りください。
お取りいただいた検査日の5日前までに事前の診察が必要です。
検査予約をする前に診察でご相談いただくことも可能です。
WEBもしくはお電話にて外来予約の上ご来院ください。
検査日の5日前までにWEBにて「大腸カメラ事前説明」をご予約の上ご来院ください。
前日は、腸内をきれいに保つために「消化の良い食事(うどん・おかゆなど)」を心がけていただくことが大切です。これは、食べかすが腸に残っているとカメラで腸内の様子が見えづらくなり、ポリープや病変の発見精度が下がってしまうためです。
そのため、当院では検査の精度を高めるために「検査食(低残渣食)」のご利用を強くおすすめしております。検査食は、腸に食べかすが残りにくいよう栄養設計されており、調理不要で簡単に準備できるのも魅力です。手軽に取り入れていただけますので、ぜひご活用ください。
検査の約4時間前から、下剤を飲み始めます。
2~3時間かけて何度かトイレに行くことで、腸の中をきれいにします。
当日は朝食を食べずにご来院ください。
お水・お茶は飲んでOKです。
マイナンバーカードまたは保険証を必ずご持参ください。
予約時間の15分以上の遅刻は、検査ができないことがありますのでご注意ください。
検査前に鎮静剤(うとうと眠くなるお薬)を注射し、リラックスした状態で検査を行います。痛みはほとんどありません。
検査中にポリープ(できもの)が見つかった場合は、その場で切除することもあります。
また、気になる部分があれば、小さな組織を採取して詳しく調べる検査(生検)を行うこともあります。
検査後は、鎮静剤がしっかり抜けるまで約20分~1時間ほどリカバリールームでお休みいただきます。
お目覚めの後、医師から当日の検査結果をご説明します。
ポリープや組織の検査を行った方は、検査の14日後以降にもう一度ご来院いただき、最終結果をご説明します。
予約のご案内は、当日スタッフよりお伝えします。
項目 | 料金 |
---|---|
検査だけの場合 | 約5,000円~7,000円前後 |
ポリープを切除した場合 | 約10,000円~30,000円前後 |
項目 | 料金 |
---|---|
検査だけの場合 | 約10,000~約13,000円前後 |
大腸ポリープ切除や組織検査をした場合 | 約18,000~約35,000円前後 |
これらの費用は、国が定めた保険診療の料金に基づいており、全国どの医療機関で受けても大きく変わることはありません。そのため、費用面でも安心してご相談いただけます。
また、症状がない方や、定期的なチェックをご希望の方向けに「内視鏡ドック」も実施しています。詳しくは、下記の専用ページをご覧ください。
もしご自身で医療保険やがん保険に加入されている場合、大腸ポリープの切除が「手術」として扱われ、保険金が給付されるケースもあります。
保険会社に提出する「診断書」や「診療明細書」などが必要な方は、受付にてお気軽にご相談ください。
「健診で引っかかったけど放置してしまっている…」
「症状はないけど、一度しっかり調べておきたい…」
そんな方こそ、大腸カメラ検査は“安心”につながる一歩になります。
当院では、初めての方でも不安なく受けられるよう、丁寧な説明とやさしい対応を心がけています。クリニックは、あべのハルカス内にあり、アクセスも抜群で、お仕事前、帰りやお買い物ついでにも通いやすい立地です。
ご予約は、24時間いつでも可能なWeb予約のほか、お電話でのお問い合わせも承っております。少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
はい、土曜日の検査枠もご用意しています。
お仕事の合間やお休みの日に、無理なくお越しいただけるよう調整いたします。
検査自体は15〜30分ほどで終わります。
鎮静剤を使っても全体で1.5〜2時間程度ですので、お子様のお迎えやご家庭の予定に合わせやすいかと思います。お急ぎの方には、検査当日の流れもコンパクトにご説明しますね。
はい、ご年齢に関係なく受けられます。
高血圧・糖尿病などのご病気がある方でも、しっかり確認のうえ、安全にご案内しますのでご安心ください。
「年だから無理かも」と思わず、まずはお気軽にご相談ください。
大変申し訳ありませんが、英語が堪能なスタッフは常駐しておりません。
ただし、翻訳機や筆談などを使って、できる限り丁寧に対応させていただきます。
ご心配な方は、可能であれば通訳の方と一緒にご来院いただけますと、より安心してご案内できます。
大丈夫です。便秘の方にも合うように、下剤の種類や飲み方を調整しています。
「ちゃんと出るかな?」と心配な方にも、事前に丁寧にご説明しますので、安心してお越しください。
はい、問題ありません。
むしろ下痢が続いている場合は、検査によって原因がわかることもあります。
「気になるけど、様子見でいいか…」と思わず、早めのチェックをおすすめします。
鎮静剤を使わなければ、基本的にはそのままお仕事やお出かけも可能です。
鎮静剤を使用した場合も、運転などを避けていただければ、軽いデスクワーク程度であれば当日のお仕事も可能です。
ただし、お腹の張りやだるさが出ることもありますので、予定には少し余裕を持っていただけると安心です。
体調を見ながら、無理のない範囲でお過ごしください。
はい、多くの場合は当日に医師からご説明いたします。
ポリープを切除したり、組織検査を行った場合は14日前後かかりますが、不安にならないよう、施術後の過ごし方もきちんとご案内いたします。
必須ではございません。お一人でも受けていただけますし、検査後はスタッフが丁寧にご案内いたしますのでご安心ください。
なお、待合室に限りがありますため、お席が足りない場合は、付き添いの方はクリニック前や17階の共有スペース、ハルカス内でお買い物などをしながらお待ちいただくことも可能です。
ご協力いただけますと幸いです。
またご高齢の方はご家族の付き添いをお願いする場合がございます。
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