大腸カメラ
現在どの医療機関でも大腸がんを早期発見するのに便潜血反応を調べますが、
便潜血反応での大腸がん発見率は4%にすぎません。
ハルカス内視鏡クリニックでは50歳以上の全ての方に大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)をお勧めします。
検査と同時に「日帰りポリープ手術可能」
ハルカス内視鏡クリニックでは大腸ポリープの日帰り手術も行っております。
大腸カメラ検査の際にポリープが見つかった場合、内視鏡的に切除可能かどうかをその場で判断し、
可能であれば検査当日にポリープを切除します。
以下の項目に該当する方は、検査をご検討ください。
・血便が出る。
・下痢と便秘を繰り返す。
・以前と比べ便が細くなった。
・左下腹部がよく痛くなる。
・健康診断で大腸にポリープがあるといわれた。
・親戚や親に大腸がんになった人がいる。
・お酒を良く飲む、喫煙本数が多い、主な食事が洋食である。
大腸内視鏡検査は、なぜ必要?
以前、日本では胃がんが多く「大腸がん」は少ないとされていましたが、食事の欧米化により、現在は大腸がんが徐々に増えてきています。
「大腸がん」はまず、小さな良性ポリープから始まり、それが徐々に大きくなり数年の年月を経てがんに変化していきます。
よって、良性ポリープの段階で摘出すれば「がん」に進行する心配はありません。
大腸カメラにてポリープの有無を確認し、ポリープが存在すればその場で摘出いたします。
50歳以上の方は、大腸カメラの検査を受けていただき、異常が無ければ3年に1回、ポリープ等がある場合は1年に1回の検査をお勧めします。
ハルカス内視鏡クリニックの大腸内視鏡検査
検査前に飲んでいただく腸内洗浄剤は、個人差はありますが1リットルで腸がきれいになる事もあります。
※ご高齢の方の場合、脱水症状をひき起こす恐れがある為、2リットル飲んでいただく事もあります。
徹底した衛生管理
内視鏡洗浄機
内視鏡の消毒・洗浄は、患者さまを感染の危険から守る上で、非常に重要な作業です。
当クリニックでは、富士フィルム株式会社の内視鏡洗浄消毒器ESR-200を使用し、日本消化器内視鏡技師会安全管理委員会の示す「内視鏡の洗浄・消毒に関するガイドライン」の推奨する感染管理を行っています。
大腸内視鏡検査の流れ ※ピコプレップ使用の場合
- 検査前に飲んでいただく腸内洗浄液は、モビプレップとピコプレップの2種類あり、どちらかを飲んでいただきます。
01
診察予約
ご来院いただき、医師・看護師から検査の説明をさせていただきます。検査日を予約してお帰りください。
検査日は事前に電話にて予約も可能です。
来院時に、保険証を必ずご持参ください。
また、お薬手帳・紹介状・検査結果をお持ちの方は合わせてご持参ください。
02
検査前日
消化の良いお食事をしていただきます。
(前日検査食ご希望の方は17階アイン薬局にて購入可能です。)
夕食から1時間あけて洗腸液を飲んでいただきます。
水分(お水・お茶)の摂取は可能です。
03
前処置
検査の4時間前から洗腸液を飲んでいただきます。飲み始めてから3時間ほど、洗腸液の効果により何度か便意をもよおし、腸の中はきれいになります。
04
検査当日
朝食は食べずにご来院ください。(お水・お茶のみ可)
- 来院時に、保険証を必ずご持参ください。
- 予約時間に15分以上遅れられますと検査ができない場合があります。
05
検査
腸洗浄完了後、検査を始める前に検査中の痛みを軽減する鎮静剤(眠たくなる薬)を注射し検査を行います。
場合によっては、ポリープ切除や組織検査を行います。
- 生検:病気の疑いのある部位を採取して顕微鏡で調べる検査。
06
検査終了
検査終了後、鎮静剤(眠たくなる薬)が覚めるまでリカバリールームで1時間程度お休みいただきます。
回復後、検査結果の説明をさせていただきます。
- 組織検査を行った方は、検査より10日後以降に検査結果の診察を受けにお越し下さい。