2026年2月03日

会議中や静かな教室、映画館などで、急に「グー」「キュルキュル」とお腹が鳴ってしまい、恥ずかしい思いをしたことはありませんか?
「また鳴ったらどうしよう」と不安になり、集中できなくなってしまう方も少なくありません。
これは決してあなただけの悩みではなく、消化器内科には同様の悩みを持つ患者さんが多く訪れます。
お腹が鳴ることで日常生活に支障が出ていませんか
お腹が鳴るだけでなく、
といった症状を伴うケースも多く見られます。
こうした症状が続くと、外出がおっくうになったり、人との食事を避けたりするなど、日常生活の質(QOL)を下げてしまう原因にもなりかねません。
実は「体からのサイン」の可能性もあります
お腹の音は、単なる生理現象で片付けられることもありますが、腸内環境の乱れを知らせるサインである可能性もあります。
最近では「腸活」や「脳腸相関」という言葉が注目されており、脳と腸は密接に関係していると言われています。
腸の状態が悪いと免疫力が下がって感染症やがんのリスクが高まったり、便秘症の方がうつや認知症になりやすいというデータもあり、全身の健康に影響を及ぼすことが分かっています。
お腹が鳴る主な原因とは
お腹が鳴る原因は人によってさまざまですが、主に以下のような原因が考えられます。
腸の動きが弱くなっている
腸の動き(腸の動きが活発になる・弱くなるバランス)が乱れていることが、原因として挙げられます。
運動不足やストレスが影響することもあります。
空気を飲み込みやすい(呑気症)
早食いの癖がある方や、炭酸飲料を大量に飲む方は、空気を多く飲み込みやすく、お腹が鳴る原因になることがあります。
「お腹が鳴る」だけで消化器内科を受診してもいい?
「お腹が鳴るくらいで病院に行くのは大げさでは?」と思う必要はありません。
検査をしても異常が見つからないのに症状がある場合、機能性ディスペプシアという診断になることがあります。
この病気の原因の多くはストレスと考えられています。
病気が見つかることもあれば、機能的な問題であることもありますので、まずは相談に来ていただくことが大切です。
消化器内科でできる検査・診察内容
当院のような消化器内科では、症状や目的に応じて以下のような検査を行います。
必ずしもすべての検査を行うわけではなく、問診で症状や気になる点を確認したうえで、必要な検査を判断します。
特に便通の具合(お通じの状態)は重要な情報です。
問診だけで診断がつくケースも多く、すべての方に大掛かりな検査が必要なわけではありません。
こんな症状がある場合は受診をおすすめします
検査で異常がない場合(機能性ディスペプシア)でも、症状に合わせたお薬の処方や、生活・ストレスへのアドバイスが可能です。
恥ずかしい症状こそ、早めにご相談ください。
※予約なし受診をご希望の方も、お気軽にご相談ください
