胆石が気になる方へ|原因と検査方法をわかりやすく解説|大阪・天王寺で苦痛の少ない内視鏡検査|ハルカス内視鏡クリニック

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胆石が気になる方へ|原因と検査方法をわかりやすく解説

胆石が気になる方へ|原因と検査方法をわかりやすく解説|大阪・天王寺で苦痛の少ない内視鏡検査|ハルカス内視鏡クリニック

2025年12月11日

「右上腹部の痛みが続いて不安」「健康診断で胆石を指摘された」「放置するとどうなるのか知りたい」——このようなご相談は天王寺周辺でも多くみられます。
胆石 は胆のうや胆管に石ができる病気ですが、症状が出ないことも多く、知らないうちに進行している可能性もあります。また、強い痛みや炎症を引き起こすことがあり、適切な検査で状態を把握しておくことが大切です。

本記事では、天王寺の ハルカス内視鏡クリニック が、胆石の基礎知識や原因、検査の流れ、日常生活の注意点まで分かりやすく解説いたします。初めて胆石と指摘された方でも理解しやすい内容になるよう、専門性を保ちながら丁寧にお伝えします。

胆石とは?|症状が出ないケースも多い病気

胆石とは、胆のうや胆管の中に石ができる状態を指します。石はコレステロールやビリルビンなどが固まって形成されると考えられており、大きさや数は人によってさまざまです。
胆石は決して珍しい病気ではなく、健康診断や腹部エコー検査で偶然見つかるケースもあります。

● 症状が出ない「無症候性胆石」

多くの胆石は症状が出ず、治療を必要としない場合もあります。しかし、場所や動きによって胆管につまり、痛みを引き起こす可能性があります。

● 痛みが出る「胆石発作」

右上腹部〜みぞおちにかけて強い痛みが生じ、背中に響くような痛みを感じることがあります。
脂っこい食事を摂った直後に起こることがあるとされており、数十分から数時間続くことがあります。

● 胆のう炎・胆管炎を併発する可能性も

胆石が胆のうや胆管に詰まることで、炎症を起こすことがあります。
発熱・黄疸・強い腹痛などが出る場合があり、早めの受診が必要と考えられます。

このように、胆石は「症状が出ないこともあるが、急に痛みが出る可能性がある」特徴をもつ病気です。定期的な検査で状態を把握しておくことが大切です。

胆石の原因とは?|生活習慣・体質・加齢など複数が関与


胆石ができる理由は一つではなく、さまざまな要因が重なって生じるとされています。
● ① コレステロール型胆石(最も多いタイプ)
胆汁内のコレステロール量が増えることで形成されるタイプです。
原因として、
・脂っこい食事
・肥満
・高脂血症
・運動不足
・女性ホルモンの影響
などが関係すると考えられています。
● ② ビリルビン型胆石
溶血性疾患や感染症などが背景にある場合に起こりやすいとされています。
● ③ 生活習慣・体質・加齢の影響
胆石は年齢を重ねるにつれ増える傾向があり、家族に胆石がある場合もリスクが高くなる可能性があります。
また、急激なダイエットや食事制限でも胆汁の流れが悪くなり、胆石ができやすくなることがあります。
生活習慣と体質の両方が関係するため、原因を特定するには検査が重要です。

ハルカス内視鏡クリニックで行う胆石の検査|負担の少ない検査が中心です

天王寺のハルカス内視鏡クリニックでは、胆石が疑われる際に以下のような検査を行います。

● ① 問診

痛みの部位・タイミング・食事との関係、既往歴、生活習慣を詳しく伺い、胆石の可能性を確認します。

● ② 血液検査

炎症反応、肝機能、胆道系酵素(ALP、γ-GTP)、ビリルビン値などを確認します。
胆石が詰まって胆管炎などを起こしている場合、数値の上昇がみられることがあります。

● ③ 腹部エコー検査

胆石診断に最もよく使われる検査です。
体への負担が少なく、胆のう内の胆石の有無や大きさ、胆のう壁の状態などが確認できます。
痛みはほぼなく、外来で短時間に行えるのが特徴です。

● ④ 必要に応じてCT検査・MRI(MRCP)検査へ紹介

胆管に石がある可能性が高い場合や、より詳しい画像評価が必要な場合は、連携医療機関へ紹介を行い、専門的な画像検査を受けていただくことがあります。

検査はすべて患者様の状態に合わせてご説明したうえで進めていきますので、初めての方も安心して受診いただけます。

胆石と診断されたら?|治療方針と日常生活で気を付けたいこと


胆石の治療は、症状の有無や石の大きさ・位置によって変わります。
● 無症状の場合
自覚症状がなく、炎症も起こしていない場合は、経過観察が選択されることがあります。
定期的な腹部エコー検査で変化を確認することが大切です。
● 症状がある場合(胆石発作など)
繰り返し痛みが出る場合は、胆のう摘出術が提案されることがあります。
当院では外科手術は行いませんが、症状や検査結果に応じて、適切なタイミングで連携先の外科へ紹介いたします。
● 胆管に石がある疑いがある場合
胆管結石は胆管炎を引き起こすことがあり、ERCP(内視鏡的処置)による治療が検討される場合があります。
● 日常生活で気を付けたいこと
・脂っこい食事を控えめにする
・規則正しい食事を心がける
・急激な体重減少を避ける
・適度な運動を取り入れる
生活習慣の見直しが胆石の悪化防止につながることがあります。当院では、検査結果を踏まえて無理なく続けられる改善方法をご提案しています。

まとめ

胆石は症状が出ない場合も多く、知らないうちに進行することがあります。しかし、腹部エコー検査や血液検査で状態を把握し、必要に応じて治療を検討することで、症状の悪化を防ぐことが期待できます。

天王寺の ハルカス内視鏡クリニック では、胆石に関する不安や疑問に寄り添いながら、負担の少ない検査を中心に丁寧に診療しています。「健康診断で胆石を指摘された」「右上腹部の痛みが気になる」など、少しでも不安がある方はお気軽にご相談ください。

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