肝機能障害が気になる方へ|原因と検査の流れをわかりやすく解説|大阪・天王寺で苦痛の少ない内視鏡検査|ハルカス内視鏡クリニック

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肝機能障害が気になる方へ|原因と検査の流れをわかりやすく解説

肝機能障害が気になる方へ|原因と検査の流れをわかりやすく解説|大阪・天王寺で苦痛の少ない内視鏡検査|ハルカス内視鏡クリニック

2025年12月07日

「健康診断で肝機能の数値が高いと言われた」「最近疲れやすく、肝機能障害が心配」——このような不安を抱えて受診される方は少なくありません。肝臓は“沈黙の臓器”と呼ばれ、自覚症状が出にくい臓器のひとつです。そのため、気付かないうちに負担が蓄積し、肝機能障害が進行している場合も考えられます。

本記事では、天王寺の ハルカス内視鏡クリニック が、肝機能障害が疑われる際に考えられる原因、検査の流れ、そして日常生活で気を付けたいポイントについてわかりやすく解説します。専門的な内容もできるだけ丁寧に説明しておりますので、ご不安を抱えている方に少しでもお役立ていただければ幸いです。

肝機能障害とは?|数値が高くなる仕組みと注意点

肝機能障害とは、血液検査で AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP などが基準より高い状態を指します。これらの数値が高いということは、肝細胞がダメージを受けている可能性があり、何らかの原因で炎症や脂肪の蓄積が起こっていることが考えられます。

肝臓は、解毒・代謝・栄養の貯蔵・胆汁の生成など、生命活動に欠かせない働きを担っており、負担がかかったまま過ごすと機能が徐々に低下してしまうことがあります。しかし、肝臓は痛みを感じにくいため、肝機能障害が進んでも気付かない方が多いことが特徴です。

早期の段階では生活習慣の見直しや適切な治療により改善が期待できますが、放置すると脂肪肝炎、肝線維化、さらには肝硬変へ進行する可能性もあります。そのため、検査で異常値を指摘された際には、早めに専門の医療機関で原因を調べることが重要です。

肝機能障害の主な原因|生活習慣からウイルス性肝炎まで

肝機能障害の背景にはさまざまな要因があります。当院を受診される方でも、複数の原因が重なっているケースがみられます。

● 脂肪肝(生活習慣によるもの)

運動不足や糖質・脂質の摂りすぎ、肥満などが重なることで脂肪が肝臓に蓄積し、肝機能障害につながることがあります。最近では、飲酒習慣がなくても脂肪肝になる「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」が増えていると言われています。

● アルコール性肝障害

飲酒量が多い場合、肝臓での代謝が追いつかず、炎症が起きやすくなります。アルコール性脂肪肝→肝炎→肝硬変といった段階的な進行がみられることがあり、早期の生活改善が重要です。

● 薬剤性肝障害

市販薬やサプリメントを含む一部の成分が肝機能に影響することがあります。自己判断での継続服用は避け、気になる方は事前に医師へご相談いただくことが望ましいです。

● ウイルス性肝炎(B型・C型など)

感染によって肝臓に炎症が起こる疾患で、早期発見・早期治療が重要です。自覚症状が乏しい場合もあり、肝機能障害として検査で見つかることがあります。

● その他の原因

自己免疫性肝疾患や代謝性疾患が背景にある可能性もあり、精密検査が必要になるケースがあります。

このように、肝機能障害の原因は多岐にわたるため、原因を正確に見極めることが治療の第一歩となります。

ハルカス内視鏡クリニックでの肝機能障害の検査|丁寧で負担の少ない診療を心がけています

天王寺にある当院では、肝機能障害が疑われる患者様に対して、まず問診で生活習慣・服薬状況・既往歴などを丁寧にお伺いします。そのうえで、必要に応じて以下のような検査を組み合わせて原因を探っていきます。

● 血液検査

AST・ALT・γ-GTP に加えて、肝炎ウイルスの有無、代謝の状態、胆道の異常を示す数値などを確認します。

● 腹部エコー(超音波検査)

肝臓の脂肪の蓄積、腫瘤の有無、血流などを非侵襲的に評価できる検査です。痛みはほとんどなく、短時間で行えるのが特徴です。

● 内視鏡検査(必要に応じて)

肝機能障害は消化管の疾患と関連することもあるため、症状や他の検査結果から必要が考えられる場合は胃カメラ・大腸カメラを提案することがあります。

検査の内容は患者様の状態に合わせて選択します。無理に検査を進めることはなく、メリットと注意点を丁寧にご説明してから進めていきますのでご安心ください。

肝機能障害と上手に付き合うために|今日からできる生活の工夫


肝機能障害があっても、早期の段階であれば生活習慣の見直しで改善が期待できる場合があります。当院でも、問診や検査結果に基づき、無理のない範囲でできる対策を一緒に考えていきます。
食生活の改善
野菜・魚・大豆製品を中心としたバランスの良い食事を心がけることで、脂肪肝の改善が期待できます。
適度な運動
ウォーキングなどの軽い運動でも継続することで肝臓への負担軽減につながります。
飲酒量の調整
肝臓への負担を減らすため、量や頻度の見直しが必要な場合があります。
薬剤・サプリメントの確認
自己判断での服用は避け、心配な場合は医師にご相談いただくことが重要です。
肝機能障害との向き合い方は、原因と状態によって異なります。検査で明らかになった内容に基づき、無理なく続けられる方法をご提案していきます。

まとめ

肝臓は沈黙の臓器であるため、肝機能障害は気付きにくいものですが、早期に原因を把握することで改善が期待できる場合があります。天王寺の ハルカス内視鏡クリニック では、丁寧な問診と適切な検査で原因を一緒に探り、患者様の不安に寄り添いながら診療を進めております。

不調や健康診断の数値が気になる場合は、お早めにご相談いただくことをおすすめします。

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当院では、経験豊富な医師が丁寧に診察・内視鏡検査を行っております。

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