新世界の立ち飲み文化とアルコールが胃に与える影響|大阪・天王寺で苦痛の少ない内視鏡検査|ハルカス内視鏡クリニック

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新世界の立ち飲み文化とアルコールが胃に与える影響

新世界の立ち飲み文化とアルコールが胃に与える影響|大阪・天王寺で苦痛の少ない内視鏡検査|ハルカス内視鏡クリニック

2025年9月19日


天王寺・新世界エリアには多くの立ち飲み屋があり、仕事帰りのサラリーマンの憩いの場となっています。
しかし、当院には「飲み会の翌日に胃痛がする」「最近お酒を飲むと胃もたれがひどい」といった症状でご相談にいらっしゃる患者様も多くいらっしゃいます。
ちなみに、当院もたまにスタッフ全員で飲みに行くのですが、お酒好きが多くて大変です、、!という余談は置いておいて、、、今回のブログでは、〜お酒との上手な付き合い方〜を専門医目線で書いてみます。

アルコールが胃に与える影響



アルコールは胃粘膜に直接的な刺激を与え、以下のような影響をもたらします。

・胃酸分泌の増加による胃粘膜の刺激
・胃粘膜血流の低下
・胃の動きの低下による消化不良
・長期摂取による慢性胃炎のリスク

立ち飲みスタイルの特徴と注意点



新世界の立ち飲み文化には、短時間で効率よく飲食するという特徴があります。しかし、これが胃腸にとっては負担となることがあるんです。立ったまま飲酒すると、重力の影響でアルコールが胃の下部に集中し、局所的な刺激が強くなる可能性があります。

胃に優しい立ち飲みのコツ



空腹状態での飲酒を避ける
軽くおつまみを食べてから飲酒開始
水と交互に摂取
アルコール1杯につき水1杯を心がける
おつまみ選びが重要
豆腐、枝豆、刺身など胃に優しいものを選択
飲酒ペースをコントロール
1時間に1〜2杯程度に留める

★★避けたいおつまみ★★
唐揚げ、キムチなど刺激の強いもの
といいながら私もいつも頼んでしまいます。。そんな時は、帰宅後のケア「水分補給と軽い食事で胃を保護」をしっかりと行いましょう。

アルコール性胃炎の症状と対策



頻繁な飲酒により、慢性的な胃炎逆流性食道炎を発症することがあります。症状としては、食後の胃もたれ、食欲不振、胃の灼熱感などが挙げられます。
皆さん、頑張りすぎです。日頃の疲れを発散させるための飲酒、最高ですが、注意が必要です。

消化器専門医より


アルコールによる胃の症状が続く場合、胃炎胃潰瘍の可能性があります。早期発見・治療のため、定期的な内視鏡検査をお勧めします。お気軽にご相談ください。

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